今日から１週間のショートステイへ
昨日の午後、ショートステイ先から電話があった。
明日のショートステイに空きが出ました。
急な話ですが、ババオさん如何ですか？
ありがとうございます！
是非ともお願いします。
迷わず『即答』…縛られた心がスッと軽くなる
冷たい、と言わないで欲しい。
これが今選べる最善の方法なのだ。
実はコロナの蔓延防止の関係で、１月中旬からデイをお休みしていた。
つまり１か月半、ババオは週１回の訪問リハビリだけで、ずーーーーっと家にいた。
他の人と接することも殆どなく、訪問リハ以外は月末の美容院だけ。
『きつい…』
ホント、この一言だ。
朝昼晩３度の食事、投薬管理、風呂介助、掃除洗濯、買い物、介護サービスの手配や連絡、通院付き添いに美容院付き添い…。同居だと日常生活の介護サービス（買い物、散歩、料理など）は頼めない。
さらに老人性うつ＆不安障害の対応は、こちらの神経をすり減らす。
朝早くから叩き起こされるし、日中は電話もじゃんじゃんかかってくるし、仕事中にも構わず突撃してくる。
結局最近は、怒鳴ってしまう毎日。
笑うなんて無理。絶対無理。
ババオにとっても、怒鳴る娘より、優しく声をかけてくれる施設のスタッフさんの方がいいに決まっているのだ。
そんなわけで、今日の午後、ババオはショートステイに出かけて行った。
迎えの２時間前に告げると、ショックを受けるババオ。みるみる顔から生気がなくなり、行きたくない気持ちが嫌というほど伝わってくる。
出かける時も玄関で涙をいっぱいためていた。
ごめんね。私が優しくできれば全部解決することだけど、出来ないんだよ。
ごめんね、ババオ。
切ないな。
続く
