介護

心療内科受診(2/17)

1ヵ月ぶりのババオの心療内科受診。
この「病院の付き添い」は本当に面倒くさい。特に今の私には心身ともに重荷でしかない。ホント憂鬱。
体全体から《本当に嫌だオーラ》をバシバシ放っているのが自分でも分る。

病院へは夫さんの車で連れてってもらうのだが、後部座席に乗った私とババオに会話はない。
ババオは時折話しかけてくるが、私にはその会話に応じる元気がない。
私自身、まさに精魂尽き果て…

音のない、真っ白な雪山にこもりたい…

そんな心境だ。

さて、今日は診察室にババオと私と2人で入る。
いつもは結構しゃべる私は珍しく無言。
先生がババオに優しく明るく声をかける。

ババオさん、最近はいかがですか?

それが調子が悪くて…具合が悪くて…

そこから先生はババオに日頃の様子を聞き、会話を進めていく。
私は疲れから話に入る気にもなれない。
先生が私にも話を振った時に思わず

先生、すみません。
今、まさに私は死んだ魚のような目をしていて…本当にもう疲れ切ってしまいました。
今は音のない雪山にこもりたい心境で…

と、ありのままを正直に言う。
先生も「そうですね、お疲れのようですね…」と既に見抜いていた。

その後、食事の話を聞かれた時だった。
私が「最近は娘が食事を運んで、ババオが食べ終わるまで付き合ってくれているんです。私が持って行っても殆ど食べないで残すので…」というと、
ババオは、ご飯を残していることを認めずに急に逆切れした。

まる子ちゃんはどうして、そんな嘘をつくの!
私は全部食べてるでしょ。
どうしてそんなに冷たくするのぉ(泣)

いやいや、どっちが嘘ついてるんだ…(呆)

ババオは涙を流さず泣いている。
それを見て私の中で何かが、そう『何かが』終わった。

隔たりを埋めることは絶対に不可能…終了。

もう本当にババオは一つ川の向こうにいってしまった、そんな感じ。

先生はババオに対し「家族でも絶対に離れる時間と距離は必要なんですよ。」と何度も言って下さったが、ババオにはまったく響いてないだろう。たぶん聞こえてもないかもしれない。

結局結論は、デイやショートに行くしかないということだ。つまりは、

解決法はない。

今これを書きながらお酒を飲んでる私…
なんか今日は悪酔いしそうだ。

続く

読んで頂きありがとうございます