ババオ心療内科の診察日。
前回電車で行ったが、今回は有り難いことに夫さんが車で連れて行ってくれた。
今の私には、ババオと2人っきりでの電車往復はかなりキツいので本当に助かる。
そして、今日はババオの診察とは別に私も時間をとってもらい、先生とじっくり話す予定だ。
話した上で、先生にアドバイスをもらい、状態が悪くならないよう対処していきたいと思っている。状態とは、ババオの状態ではない、私の精神状態だ。
先生…もう限界です。私のメンタルが限界です…
・私自身が精神的に限界を感じている。
現在に至る迄の人生、幼い頃から、ひたすらババオの愚痴や悩みを聞いてきたが限界に達してしまった。もう話を聞くことが無理な状態に至っている上、ここ数日はババオの顔を見る事さえ苦痛になってきた。
これは、ババオの信仰する宗教の問題を含めた、長年の親子間の問題だと認識している。
夫とムスメは、これ以上ない位に本当によく支えて力になってくれて、心から感謝している。だからこそ、これ以上自分のことで夫とムスメに迷惑をかけたくない。
・ババオの鬱は私が原因。ババオは私依存症なので、私がババオの愚痴や悩みを聞いて優しく対応すれば、ババオの鬱はすぐ治るだろう。しかし私はもうババオが望む対応が出来なくなってしまった。親不孝している自責の念で苦しいが、このままだと自分が壊れそうでマズイと思っている。
・結論としては、私はババオと距離を置くこと以外に解決策はないと思っている。
同居である為、距離にも限界がある。方法としては第三者に入ってもらい、時間を稼ぐしかないと考えている。
先生は、私の話をうなずきながら、聞いてくれた。
そして
・家族の力だけで解決するのは難しいであろう。➡第三者(ケアマネージャー)に入ってもらい、リハビリやデイサービスなどを利用しながら、少しでも外に目をそらす機会を増やしていくことが必要。
(そのため先生からもケアマネージャーにその旨伝えて下さるとのこと。)
・ババオは、本人はある程度わかってやっている。➡自分を構って欲しい、自尊心を満たして欲しい欲求が、私への数々の問題行動につながっている。
・物忘れの程度は年齢相応であり、認知症ではない。
・せん妄は注意すべき症状だが、今のところは睡眠時の寝ぼけた状態に近いものであり、問題になる状態のものではない。
そして、私に対しては
・出来ないことは出来ないと伝えていい。
・対応するリミットを決めて、それ以上はやらない。
➡「もう少しやってあげよう」とか「今日はやってあげよう」とか日によって変えない。決めたリミットは守ることが大事。
先生に思いを全部話せて、聞いてもらえて、そしてアドバイスもらえて、いろいろホッとした。
たぶん、全てをまとめると、
優しくて大好きで尊敬していた母が、
実は、自分中心で、私の気持ちを全然わかっていなかったことに対しての不信感。
そう考えると、ババオは昔から全然変わっていないのだ。
結局、私が勝手にババオ像を作り上げて、で、勝手に失望していただけなのだ。
私に正しい判断力がなかったということだ。
つまりは、正しい判断を出来なかった私が悪い。
改めて「私の判断力の無さ」がわかったことは進歩だ。よかった。
それじゃぁ、これから、さぁ、どうするかな。
とりあえず…明日から、生きたいように生きさせてもらおう。
もっとラクに、やりたいように毎日過ごそうかな。
勿論、最低限の子供の義務は今迄通り果たすから、
好きに生きよう。
よい娘でいるのはもう止めた。私は私だ。