介護

2/12☁善意の嫌がらせ

今朝も朝からババオのゴメンナサイ攻撃が始まった。
「謝らないで欲しい」とは百万遍言っても、ババオは私に謝り続ける。

いったいこの人は何なんだろう、と思ってしまった。
母親だから頭にくるけれど、これが他人だったらどうだろう。
冷静に考えると、相手がもういいと言っているのに、謝り続ける人間は
「自分の承認欲求を満たしたいだけの人間」ということにならないか。

そもそも相手が嫌だ、やめてくれと言ってることを、やり続けること自体が「謝る」という物事の本質を理解していない。自分が謝っていることの原因をわかっていない。自分が謝りたいだけのワガママだ。相手の気持ちは一切無視か、と。

相手が嫌がることは止めて欲しい、といってもババオの謝りは続く。

こうなると、もう完全に私への嫌がらせとしか思えない。
自分で無意識にやる嫌がらせ程、困ったものはない。
自分は善意だと思ってるから、さらに始末に悪い。善意とは、相手が受け取ってこそ初めて成立する。
相手が拒否したら、それはただの迷惑だ。

しかし、相手を変えることが出来ないのだから、この対処法は結局「我慢」か「逃げる」か二者択一しかない。家族内のことだから「迷惑条例」も適用外(笑)おまけに相手は老人性うつの病人だから、結果、私には「我慢」の一択しかないのである。

今朝も朝からもう5回以上謝りに来ている。今日はもうイライラも怒りにもならないくらい、ウンザリだが「我慢、我慢・・・」

よって朝から私の顔は『能面』だ。
昨日ババオに「そんな鬼みたいな顔をして」と言われたが、

50女の能面顔は、そりゃ、確かに怖いわな…

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