昨晩は、深夜1時にテレビのリモコンがわからなくなったと電話呼び出し、
今朝は、加湿器のランプが点滅していて心配になったからコンセント抜いちゃったと、相変わらず電化製品との戦いは続いている(笑)
電化製品類は全部、朝昼晩と、いつも私が確認してるから大丈夫。心配しないでよいからね。ランプが点滅していてもコンセントは抜かないで。
この言葉は、私が毎日何度も母に言っている。しかし、聞いていないのか、頭に入っていないのか、同じ事を繰り返す。もともと、超がつく程の心配症だった母は、それが更に加速し、毎日不安になる事ばかりを探して生きている。ランプがついているものは全部心配になる。そしてコンセントを抜いてしまう。いや(笑)電化製品は基本全部ランプがつくものだが、赤や緑のランプを見る=爆発する、と思うらしい。何度言ってもその考えて固まっているから困ったものだ。以前は電話のコンセントすら抜いてしまい、電話がつながらなくなってしまった。
つまりは
母の不安探し=母の生き甲斐なのだろう。
母の体調不良探しも同様である。ここが痛い、あそこが痛い、以前は体調不良の訴えから朝が始まった。体調がよい、と言っている日は生まれてこのかた聞いたことはない。私が小さい頃は、買い物に出れば具合が悪いと近所の家に駆けこんだり、駅の医務室にお世話になったり・・・でも実際に病院で病名がついて診断されたことはない。小さい頃は『可哀そうなお母さん』と心底心配したものだったが、50過ぎて人生いろいろ経験してきた今、それに対する心配が消えてしまった自分が悲しい。
最近は通院し、薬を飲んでいるので、胃腸の不調はあまり訴えない。母の不調の訴えに『じゃぁ、病院にいこう』と返すようにしたら、(不調を)言わなくなった。アイスクリームを一日に3つも食べてるから、不調でもないのだろう(笑)
さらに、医者からも『痛みを探さないように』と言われているから、先生もお見通しなのだ(笑)
母の不安探し=母の生き甲斐だ、と認められる気持ちの切り替えが私に出来る日が来るだろうか。