介護

1/19☀最悪の目覚め

今朝は母に起こされ目が覚めた。最悪の目覚めだ。

ババオ

まる子ちゃん、まる子ちゃん・・・もうこんな時間だけど大丈夫? 

怒りのまる子

あ”あ”あ”-------だ・か・らぁ💢
朝は起こさないでって、もう何十回と言ってるでしょ💢

これは最悪の一日の始まりのパターン。
今朝はババオに起こされて目が覚めた。確かに8時まで寝ていた私も悪いのだが、
昨日のこともあり、朝起きた瞬間に、私のイライラが既に頂点で沸騰する。
私の逆鱗に触れてしまったババオは、顔色がみるみる青白く、小さくなって震えている。私も「言い過ぎてる感」はありながらも、一旦火が付くと、もう「鬱の老人」に対する理想的対応など出来ないのである。これが同居の家族同士のつらいところであろう。

だが、冷静に考えると、この状態は私の健康にとっても最悪だ。朝起きたてに脳卒中になりそうな勢い…危険だ。特に私は、父がくも膜下出血という血筋なので笑い事では済まされない。父の病気と介護の話はまた追ってブログに書くとするが、父はクモ膜下出血で介護度5となり、その後6年にわたり在宅介護をし、最後も自宅で看取ったという経緯があるのだ。

さて、起こされてから、ババオに一通りの説教をし(⇐これも実は良くないということは頭では分かっている。相手は老人であり病人、弱者なのだから。)とにかく頭を冷やすため、ゴミを捨てに一旦家の外に出る。

ババオは人の心配はするが、庭は掃いてないし、玄関にもゴミがたまっている。人を早く起こすなら、ゴミでも掃いておいてくれたらいいのに…とブツクサいいいながら、近所のゴミ捨て場に。

するとまたカラスが食い散らかし、四方八方に生ごみが散乱している。
近所の人がその中で、ゴム手袋でゴミを集めている。うちのゴミ捨て場は、決まりを守らずに時間外に捨てる人がいるので、カラスの格好の餌場とかしている。上を見たら、カラスが得意げにこちらを見下ろしている。

「もーーーーーーーいやぁーーーーー。ほんと、この町はカラス町だ💢」と近所の人は掃除をしながら叫んで、まさに激オコ状態だ。

「あっ、掃除すみません。」手袋をしておらずホウキも持ってこなかった私は一応出来る範囲で網をかけ直したりしたが、謝るしかなかった。申し訳ない。そして、そっとゴミを置く。

人の怒りに触れると、不思議と自分の怒りは収まってしまうもので、この瞬間ババオへのイライラが引っ込んだ。感情あらわに怒るのはみっともない、と怒った人を前に冷静が戻ってきた。

上を見るとカラスがまた私を見ている。
「バカ者が…」と確実に見下されている気がしたが、なんだか納得してしまった。

さぁ今日も一日長そうだ。

読んで頂きありがとうございます