介護

7/7☁ワクチン接種翌日(第1回目)

昨日昼前にワクチン接種をしたが、その日は熱も出ず、具合も悪くならなかった。
病院から頂いたカロナールも飲むことなく、昨日のブログに書いたように、かえって調子がよくシャキッとして昔のババオのように戻ったようだった。
ロシアンルーレットのような気分で緊張したが、何事もなかったことに感謝したい。

そして今日。接種翌日だ。
朝からババオは「具合が悪い」と訴える。

しかし…

ババオは毎朝具合が悪い。毎日だ。たぶんここ10年毎日具合が悪い。
いや、正直言えば、私が小さい頃から毎日具合が悪いと言っていた
逆に具合が良かった日は、そう…

無い。

だから昔から一緒に遠出をしたり、デパートに買い物に行っても、ババオは途中でいつも具合が悪くなった。よっていつも途中で切り上げて帰ってきた記憶しかない。
正直思う存分楽しく遊んだり、出かけたりという記憶がない。

だが、正式な病名はなく、調べても結果「悪いところはありません」だった。
今回の入院時も病院で具合が悪い悪いと言いまくって、いろいろ調べてもらったが、具合の悪い原因となる病気は見つからなかった。

そういった長年の経緯もあり、いつもなら「ハイハイ大丈夫」で済ますのだが、
今日はワクチン接種の翌日。
もしかして副反応かもと心配になる。

熱を計ると36.4度。うん、大丈夫。
ただ、相変わらず本人は「具合が悪い、具合が悪い」と訴える。

そこで「じゃぁ病院に行こうか?」と聞いてみる。
ババオの答えは「大丈夫。病院には行かない」だった。

毎日具合が悪いと訴えられると、本当に具合が悪いのかどうかの判断は本人以外には難しい。

正直、ババオの『具合悪い』は狼少年化してしまい、こちらは「いつものこと」「また言ってる」となり、あまり深刻に受け取らなくなっている。
だからババオが具合が悪いと訴えても、熱がなく、顔色も悪くなく、食欲もある程度あれば私的には「大丈夫」と判断するが、
それでも念の為ババオには直接「病院に行こう」と提案する。
そこでババオが『病院に行きたい』と言ったら、本当に具合が悪いと判断し、病院に行くことにしているのだ。

実際、殆どの場合ババオは「病院には行かない」と言うが、過去2回だけ「病院に行く」と言った時があった。1年半前の腸閉塞と、今回の大腿骨頸部骨折である。
やはり行くべき時には自分でわかっている、ということか。

確率でみると
365日×10回(1日に具合が悪いと訴える回数)×10年=36500回
2回÷36500回=0.005%の確率だ。
つまりは99.995%は大丈夫なのだが0.005%は大丈夫じゃない。

うーーーーん。
つまりは…0.005%が命取りということになる。
この0.005%を私が判断するのは無理なのだ。

そして今後を考える。
デイサービスやデイケアには看護師さんがいるから診てもらえる。
その方が安心だ。ただ、いざと言う時の為に今後訪問診療も頼んだほうがいいのかもしれない。

そう書いていたら、またババオが部屋にやってきた。

具合が悪いから寝ます。

ハイ、おやすみなさい。
きっとババオは明日も、明後日も、死ぬまで具合が悪いと言い続けるのだろう…。
うーーーん、それを聞き続ける私はホント辛いのだよ…わかってないだろうけど(涙)。

読んで頂きありがとうございます