介護

6/25☁通所リハビリ②回目 不穏な状態を送り出す

昨日はそれなりに納得した通所リハビリ。
明日も行くよ~の私の言葉に、「あら、そう。」とババオ。

しかし今朝起きると様子は一変。
顔は能面、ソワソワウロウロ…明らかに激しい不穏の予感。

きっと1時間位したら
「まる子ちゃん、今日は休みたい。」と言い出すに違いない。
賭けてもいい。絶対に言い出すぞ、と。

まずは体温計測。
36.5度…問題無し。

そして朝食、バタートーストに目玉焼きにサラダにリンゴジュース。
食べれない、と言って、目玉焼きは全部残す。
まぁ仕方ない。しかし作る側としては、いつも残されるのは気分がいいものではない。
アイスクリームはあんなに食べるのに、食事は食べれないとか胃が重いとか、本当に文句が多い。
そんなに胃が悪いなら、冷たいアイスをあんなに食べるなよ~と心の中で悪態をつく私。
まぁ、今日の通所リハで美味しいご飯をたくさん食べてきてくれればいいか…。

朝食後、「ちょっと休んでくる」と、ベットに横になるババオ。
しかし3分後に起きてきて、私の方に向かってくる。

来た来た…

まる子ちゃん、今日は本当に具合が悪いの。
『今日だけ』休ませてもらえないかしら。

ハイ、ダメです。

それに先週も「今日だけ」っていって、デイサービス休んだよね。
ババオの『今日だけ』は本当にアテにならない。

本当なら、今は病院で3か月、毎日リハビリをしているのよ。家でリハビリに通う条件で退院したんだから、リハビリには行ってもらいます。

まる子ちゃん…お願いします。

ハイ、ダメです。


ババオが家にいたら、今日は寝てばかりで夜に覚醒するか、起きていたとしても私にベッタリの不穏激しい一日になることは確実だ。

介護を知っている人は解るはずだ。
在宅介護には「距離」が非常に大切なのだ。

よって心を鬼にして送り出す。
愛情の形はいろいろなのだ。

「いってらっしゃい~」
無事バスに手を振って送り出す。

ババオ、お互い今日一日頑張ろう。
私の鬼のような顔だけ見て不安に過ごすよりも、いろいろな人の笑顔に囲まれている方がいいのだよ。

読んで頂きありがとうございます