病院のソーシャルワーカーの方から電話があった。
ババオの転院の話だ。
回復期リハビリテーション病院
今ババオの入院している病院は『急性期病院』だから、回復の目途がついたら転院しなければならない。
転院するのは『回復期リハビリテーション病院』になる。
そしてその回復期リハビリテーション病院で、本格的にリハビリをすることになる。
急性期の病院は、本当にケガや病気を治す救急病院だから、リハビリの担当はその専門病棟がある病院ということだ。そして、その回復期リハビリも入院期間の期限が決まっていて、大腿骨骨折の場合は3か月迄となる。
なので、このまま順調にいけば
今月中に退院➡リハビリ病院に転院➡(3か月)➡8月末までには帰宅となる。
10年前に父がくも膜下出血で入院した時も、急性期病院のあと、リハビリ病院に半年ほどお世話になった。
(脳疾患の場合はリハビリ病院は半年迄入院可能)
クモ膜下の手術後、急性期病院に半年近く入院し、寝たきりだった父が、リハビリ病院で歩けるまでに回復したのだから、リハビリ病院の力は本当に偉大だ。
そして母も出来れば父と同じリハビリ病院に転院をさせたいと思っている。
その旨をソーシャルワーカーの人に話す。びょう
いろいろお世話になります。
もし出来れば次の転院先は●●病院が希望なのですが。
わかりました。
ただ、ババオさんの場合、せん妄の症状が強いので、●●病院は正直難しいかもしれません。●●病院は入院基準が厳しいので、せん妄の強い患者さんは断られるケースが多いんです。
勿論来週に早速聞いてみますが、もし断られた場合は、▲▲病院を考えてみてはいかがでしょうか。こちらはせん妄の強い患者さんでも比較的受け入れてくれます。
わかりました。ありがとうございます。
▲▲病院もホームページでちょっと確認してみます。
お手数おかけしますが、まずは●●病院の確認を宜しくお願いいたします。
そうか。転院先の回復期リハビリ病院をさがすのも大変なのだなと、改めて思った。
実は私自身が現実をよく解っておらず、希望など贅沢をいっている場合ではないのかもしれない。
ただ、希望のリハビリ病院は父の時にとてもよいリハビリをしてくれたので、出来れば母もそこにお願いしたい。そしてもし断られたら、そのおススメしてくれた病院にお世話になりたいと思う。
とにかくリハビリに早く入ることが大事なのではないかと思っている。
これこそ『運』なのかもしれないが…。
そういえば、今日はババオから電話がなかった。
無ければ無いで心配になるが、落ち着いていると思いたい。