朝、病院から電話があった。
事務受付からで、再来週の医師との面談の日程を変更して欲しいとのこと。
しかし…私は
ピンときた…
医師との面談を早める
→つまり、早期退院のススメに違いない。
面談日は、再来週の予定を1週間程早め、結局来週の水曜日になった。
そしてその後、看護師長が電話を代わる。
「今、ちょっとお話をよろしいですか?」
大変丁寧な口調。
電話時間はほぼ20分位、ババオの状況、現在の病院側の対応、そして今後の見解。
結論から言うと
退院のススメ…
やはり…
覚悟していたこととはいえ「早すぎっ!」というのが正直な気持ち。
まだ心構えが出来ていないものの、致し方ない。(←全然喜んでいない(汗))
病院側によると
・自力歩行は可能
・本人が強く帰宅を望んでいる
・精神面を第一に考え、早期退院が本人にとって一番よい。
・現在も睡眠剤、安定剤を使用
→ふらつき、意識の低下も見られ、このままだと認知症へ一気に進む可能性が高い。
まるこ、覚悟を決める時が来た
そして退院の日は、来週末か再来週始めに仮決めとなった。
それ迄に準備はたくさんあるが、正直それよりも、今の貴重な自由時間を存分に過ごしたい気持ちの方が強くて困る。
準備しようが、しまいが、その時はやってくる。ならば、来週も面談で状況を聞いて病院のアドバイスに沿って、準備をすすめることにした。(←アッサリ)
備忘録として記しておくと以下を頼む。
①介護ベッド
②介護椅子
③通所リハビリ申し込み
④デイサービス申し込み
⑤訪問リハビリ再開
あと重要なことを聞き忘れたが、トイレの状況だ。
それに応じて、必要なものをそろえなければならない。
看護師さんがいうには
ババオの足の方は、年齢にしては本当に「めざましい回復」だそうだ。
この言葉は退院させるための言葉じゃない、真実だと信じたい。
そして、今、ブログを書いている途中で電話がなる…
ババオからだ。
「まるこちゃーん、元気かしらぁぁ。
ホント、久しぶりぃぃぃx(涙)」
いや、実際は一昨日話しているんだけど(笑)
「いま先生と一緒なの。
もう本当に良い先生で、良い先生で。
心が通じあっている優しい先生なの。」
それはよかった。どうもリハビリ中らしい
だが、それだけでは終わらない。
「でも周りの人は意地悪で…ヒドいの。
今日も気が付いたら、裸にされていて…」
いやいや、今日はお風呂の日でしょ!
もう妄想全開で困ったもんだ(呆)
ちなみに『先生』は理学療法士の男性の先生
「先生に代わります」
…と、ババオ恒例の電話代わる攻撃
先生と少しお話する。確かに声からして、優しい先生だった。
今もババオは、電話スペースまで手すりにもつかまらず歩いてこれたそうだ。
階段について伺うと、
「ババオさんは、階段も両手すりつかまりながら昇れます。
家でも見守りながら、ゆっくりならば大丈夫でしょう。」と。
そしてまたババオに代わる
「ババオちゃん、足の具合がすごくよいんだって。退院の日程も決まりそうだよ。あと1週間位。早くなってよかったね。また引き続きリハビリ頑張ってね。」と励ます。
するとババオ
「ホント?ホントに退院できるのかしら」とちょっと半信半疑の模様。
「そう、あと1週間ぐらいだから。よかったね。」と元気づける。
ババオ、解ったのか、解らないのか、反応がちょっと鈍い。
「先生もお忙しいから電話を切るわね。」と突然電話を切ってしまった。
さぁ、あと1週間程度。
私の『貴重なお休み』、楽しまないと…と思う私は、介護者としてやっていけるだろうか…甚だ疑わしい。