昨日無事に転院できたのも束の間、また電話がかかってくる。
今日は4回電話があった。
そしてババオの不穏状態は再び。
1回目の電話は午前10時過ぎ
「いったいどの位で帰れるのかしら?」
「2~3日かと思ったのに…そんなにいなくちゃいけないの…」
私的には「やはり、また始まったか…」
まぁいつもの様子だ。
驚くべき2回目の電話
2回目の電話は1時過ぎ、お昼ご飯のあとにかかってきた。
「今日はこれからお風呂なんですって…もう疲れちゃった…」と。
お風呂に気乗りしない様子。聞けば入浴は週3回。
「周りの人たち(=看護師さん)とどうしてもうまくいかないの。いろいろな行き違いがあってね。」
「奥の奥の奥に深い、いろいろなことがあるのよ。」
いやぁ、そんな奥の事は私は解りませんがな。
それはババオの頭の奥だけにあることで、他の誰にも通じませんがな…(笑)
⇐つまりは、いつもの被害妄想だ。
ババオ基準で、看護師さんにきつく当たられたと感じると、それだけでもう嫌われてる、辛い、具合が悪いとなる。
そして次の言葉は…
「前の病院に帰りたい…。」
はぃぃぃ???
あれだけ命が狙われているから連れ出せ、といっていた病院に早く帰りたいとは(呆)
とにかくババオは常に『今が一番不幸』なのだから仕方ない。
「リハビリ頑張って、動けるようになって一日でも早く家に帰ろうね」となだめて電話を切る。
3回目の電話
看護師さんにまた頼んで電話スペースに移動させてもらったようだ。
やはり不穏気味。
私も仕事中だったので、電話を早めに切らせてもらった。
看護師さんから、4回目の電話
4回目の電話は看護師さんから直接かかってきた。
用件は「夜に身体拘束をさせて欲しい」と。
聞けば、ババオは結構歩けるようで、車椅子から立ち上がったり、勝手にベッドから起き上がって立ち歩いてしまうそうだ。
「センサーマットを置いてあるんですが、ババオさんは昨晩も夜中にスタスタと裸足で歩き回ってしまい、ちょっと大変でした」と。看護師さんの夜勤の体制も、一人で20人近くを見なければいけないから、申し訳ないが、ずっとではないので、落ち着くまでは身体拘束をさせて欲しいと。
これは仕方ない。私もまずはご迷惑をおかけします、といって了承した。
たぶん身体拘束すればババオのせん妄・不穏はもっとひどくなるだろう。
だが。勝手に出歩いて転んだりでもしたら大変だ。
優先順位はの1番は「危険回避」=つまりは「転ばない対応」だ。
よって、本意ではないが、今の状態では致し方ないと思う。
入院時に同意書にサインはしたはずだが、きちんと電話で伝えてくれることには安心感をもった。
そしてババオに電話を代わる。
「まるこちゃーーーん」
やはり超不穏…声がおかしい…
これはもう精神病院行きか…と頭をよぎる。
看護師さん曰く
「夜全然眠れないみたいで、眠剤を追加したんですけど、ずっと夜中も起きていて。
午前中は、一緒に笑顔で歩いたり、調子がよかったんですけどね。」と。
まぁ2~3日は落ち着かないと思うが、看護師さんとも慣れて少しは落ち着いてくれることを祈る。
今後を考える
何だか私もホッとしたのと、また新たな心配が起こったのとで夜中にヤケ食い状態(笑)
そして胃袋が落ち着いてから、考える。
①ババオは既に歩ける、となると早く退院となるのではないか。
→最低1か月位といっていたが、夜中に迷惑をかけるとなると病院側としては早く出て行って欲しいはずだろう。
②ババオにとっても病院にいると精神状態が悪くなるから、せん妄が酷くなったり、認知症に進行する可能性も十分ある。薬の影響も心配だ。
→早期に退院して、自宅に戻り、通所リハビリなどを探した方がいいのだろうか。
私の負担は増大するが、いずれそうなるのだから、ババオの状態さえよければ、その方がいいのだろうか。
いろいろな考えが頭をグルグルする。
明日ケアマネージャーに「通所リハビリ」のこと聞いてみよう。
明日はいい日になりますように。