大腿骨頸部骨折で入院の母、せん妄・錯乱がひどい

昨日のババオは酷かった
…そして病院からかかってくる電話の回数は新記録の11回。
嬉しくない新記録だ。

さすがに私も疲れてしまい、ブログに記録も出来ずに翌日になってしまった。

電話がかかってきた時間は、
12：29/13：19/13：36/13：52/14：49/15：20/16：20/16：56/19：43/19：54/20：11

1回目の電話、その後立て続けに3回

今日の1回目の電話は、スーパーで買い物中にかかってきた。
レジに並んでいたが、列から外れ、電話が出来る端に移動する。
私「今、スーパーで買い物中なの。具体はどうですか？」
ババオ「もう具合が悪くて、具合が悪くて、居られないの。どうしたらいい？」

1回目の電話からこれでは今日の様子は先が思いやられる…
「もうすぐ退院だから、頑張って」というしかない。

そしてその後立て15分おき位に3回かかってくる。訴える内容は同じだ。
「もう具合が悪くて、具合が悪くて、ダメかもしれない。」
だが聞くと、ご飯は食べているし、午前中にリハビリも終わったようだ。

すると看護師さんが電話に代わる。
「ババオさん、ご本人が具合が悪いと訴えていらっしゃいますが、数値的に何か問題になる内容はないのでご家族の方はご心配なさらなくても大丈夫かと思います。…看護師がいなくなると不安になられるようで。」と報告してくれる。

もう本当に申し訳ない。きっと四六時中ナースコールを押して、読んでばかりいるのだろう。
こうなると私もババオに合わせてばかりいられない。
聞かないのは解っているが、言うべきことは言っておかないと。

「あのね、手術は成功したし、リハビリも始まったから、状態は大丈夫なの。
来週転院だから、今は頑張って。あと、その病院には命瀬戸際の、もっと重病の人がたくさん入院しているの。ババオは命の心配はないでしょ。辛いのはわかるけど、あんまりワガママばかり言って看護師さんを呼ばないように。」

私の説教が始まると、最近ババオは「もう切ります。」とブチっと切ってしまう。
老人性鬱ではあるが、たまにただの「ワガママばあさん」なのでは、と思ってしまう。

そして案の定「切ります」という声と一緒に、「看護師さ～ん」と叫ぶ声が聞こえてくる。

こりゃ、ダメだ。もう本当にこりゃ、ダメだ、と再認識する。

5回目の電話

さっきの説教が頭の片隅に残ってたのかわからないが、
「わたし、看護師さんを困られているわね…」と電話がかかってくる。
はい、そうです。すごく困らせてます。
それに、言っとくけど、看護師さんだけじゃなく、私や夫さん、ムスメも困らせてますから…

そしてババオはすぐに私に看護師さんと話させようとする。その場にいない看護師さんを呼びつけてムスメと話して下さいって、ホント、頭がおかしい。私もこう連日だと、さすがにゲッソリくる。
まぁリハビリ病院にいけば、個室じゃないから電話できないだろうから、あと少しの我慢だ。

6回目の電話はさらに呆れる

「髪がグチャグチャでどうしたらいい？」
知らんがな、そんなことまで（怒）と思いつつ
「ブラシも鏡も、ゴムもピンも袋にいれて届けてあるよ」と伝える。
そう、最初に届けたのに「無い！」というから、また届けた。だから今ババオの病室には2セットの髪セット用具があるはずなのだ。
すると、驚くべきババオの発言・・・

「あなたから電話して、看護師さんに持ってきてもらうように頼んでくれない？」

「・・・はいぃぃぃ？」
「そんな非常識な事、出来ません（怒)」
キッパリ断る。

ダメだ、こりゃ（呆）

7回目の電話は看護師さんから

今日は落ち着かないみたいで…と様子を伝えてくれる。きっと相当酷いのだろう。
ババオ、頭がおかしくなったようだ。このままじゃ、家に戻ってきても、毎日デイサービスに行ってもらわないと、私も頭がおかしくなるな…。

8回目の電話

またも「辛くて辛くて、もう具合が悪くて」と電話。
どこが具合が悪いの？と聞くと
「説明出来ない」と。さらにダメ押しの一言がまた…

「あなたから看護師さんに話して」

だ・か・らぁ～（怒）

言いたかったら自分で言いなさい。
お願いだから、代わらせようとするの止めてくれ。

9回目の電話

9回目の電話からは10分毎にかかってくる。
さすがに私が怒っている様子に、ムスメと夫さんが相手をしてくれる。
有難い。
そしてムスメと夫さんは、電話の対応がものすごーーーーーーく上手い。
自分の感情はいれずに、ババオに合わせての対応をしている。
聞いていて、二人とも素晴らしい対応、私とは真逆。
私はもう感情大爆発。