介護

5/11☀せん妄・妄想が酷すぎる

ババオの電話はムラが多い。
そして夕方の電話はいつも決まって状態が悪い。
特に今日の夕方は、ひどかった…

今日は電話は3回
(14:50/15:55/17:36)

【①】1回目の電話
珍しく午前中に電話はなく、かかってきたのは午後3時前だった。
「今リハビリから帰って来たのよ。」と、とても落ち着いている。
リハビリに長く時間がかかる事も理解しているようで、「時間はかかるけど頑張るわ」と声も前向き。
私もホッと安心して電話をきった。

しかし、安心できたのはココ迄。

【②】2回目の電話
その1時間後にかかってきた電話は、またいつもの錯乱気味。
「ここにはいられない。」
「看護師さん達に嫌われている」

被害妄想が再び始まった。

ババオが普通の状態じゃないと解っていても、さすがに私も『ちょっといい加減にしろモード』になる。
「辛いのはわかるけど、そこは救急病院なんだから、看護師さんも忙しいのよ。
ババオの面倒だけ見ているわけじゃないでしょ。こうして私に電話してもらえるだけでも有難いと思わないと。」

と思いっきり説教してしまった。

ババオは黙って聞いていたが、この対応が良かったのか悪かったのかはわからない。
いや、3回目の電話はさらに酷くなったから、結果的には悪かったのだろう。

ババオの頭はもう普通じゃないから、まともに相手にしても無駄なのかもしれない。
ただ、あまりに無謀なことばかり言うから、こっちもつい言ってしまうのだが、どんなことをいっても「そうだね、そうだね」と返した方がいいのだろうか…。

【③】3回目の電話
夕方17:30過ぎ、被害妄想全開・せん妄全開でかかってきた。

「今すぐ私を連れ出してほしい。」
「このままだと命が危ない…」
「看護師さんともう一人の2人で私に向かってくる」

「私の命が危ない…」

私が「落ち着いて、何があったのか、ゆっくり話して」というと
ババオ「今、ここでは言えない」「とにかく、私をここから連れ出して欲しい」と。

もうメチャクチャだ…(呆)

「今そこの病院を退院することは出来ないの。手術をしたばかりでしょ。
治ってないのに退院はできないでしょ。」
と言うと

「そんなことを言ったら、まる子ちゃん、きっと後悔するわ。私が死んだら、きっと…」と。
「・・・(もう言葉もない…)」
「確かにそっちにいたら、まる子ちゃんにこの状況はわからないわね。でも危ないのよ」

もう何が危ないのかわからない。
危険人物は、ババオ、あなたでしょ…。

さぁ、どうしたものかと思ったら、急に
「先生がいらっしゃったわ」と電話をブチっと切ったババオ。

あまりにババオの状態が酷いから、先生が見に来てくれたのだろうか。

ただ、その後病院から私に電話はなかった。

しばし、考え込んでしまった…。
私の今の不安は二つ。
①ババオは本当に頭がおかしくなってしまったのではないか。
②この状態だと回復期のリハビリ病院に断られて、転院先が見つからないのではないか。

入院している病院には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ…。

明日はババオが少しマトモでありますように…


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