昨日の騒ぎから一夜。
昨日の夜は、トイレに呼ばれて付き添い、終わって部屋に戻ったら15分後に再びトイレに呼ばれる事態。
ババオのトイレは行っても出ないのだが、呼ばれるから仕方ない。
ベットからトイレまで付き添い、トイレからまたベットに戻るのに30分はかかる。もしかして骨にひびが入っているかもしれないから、途中でまた転んだら大変だ。私が見守りながら、ババオはハイハイの状態で移動する。私の役目は見守りと要所要所で補助をすることだ。
こんな状態がずっと続くのはキツイが、もし骨折していたとしても今、コロナ禍で入院は出来ないだろう。
結局そうなったらヘルパーさんを頼むことになるのだろうか。いろんな考えが頭をグルグルよぎる。
そろそろ紙パンツを買っといた方がいいのだろうか…
手すりも至るところにつけた方がいいのだろうか…
悩みは尽きない。
とりあえず考えていても仕方ないので、昨日はそのまま寝た。
ババオはなんと、急に熱っぽくなり、熱を測ったら驚きの37.9度。酸素は97。
熱だけで、苦しくはなさそうだし、コロナにかかる要因はないから、精神的なものが大きいとは思うが、ちょっと慄いた。
そんなこんなで、朝を迎える。
朝、二階に上がると、ババオは既に窓のシャッターも開け、布団もたたみ、着替えもしてコタツで横になっていた。もし骨に異常があったら、動けないはずだから、歩いて動けるということは大丈夫だろう。
ひと安心だ。
本人は「階段5段落ちた」と言ってたが、私がシミュレーションをしたところ、どう考えても1~2段だろう。
今のところは「打撲」の可能性が一番高い。
そして熱。すぐに計測すると36.8度と下がっていた。ホッとする。
今日は一日要観察だ。
だが、朝ご飯を用意していると、また変なことを言い出した。
枕元でまた音がするけど、きっとネズミかしらね…
電気のコードから火花が2回でるのよ。
もしかして、ババオ、頭も打ったのか…。
もう私には返事をする気力が残っていない。
だが、連日「女の子が座ってる」「ネズミだ」「火花が散った」「コンコン叩く音がする」と言われると、病気だとわかっていてもイライラが溜まってくる。
「大丈夫、心配ないから」と能面のように返事をするのが精一杯だ。
頑張れ、私。 スルーだ、スルーだ…
でも、私、いつ迄もつかな…結構毎日限界だよ…