恐れていたことが起こってしまった。
ババオが階段から落ちたのだ。
状況はこうだ。
モアンにおやつをやると降りて来たババオ。
モアンが階段の下で二本足で喜んで待っている姿を見て、気持ちが急いたのだろう。
最後の2~3段を踏み外して落ちた、という訳だ。
突如、階段の下から「まる子ちゃぁーーーーーーーーーーん」と唸るような声が聞こえて背筋が凍った。
瞬時に「背筋が凍り」「嫌な予感」が押し寄せ、そして現実を突きつけられる。
目の前には、ババオが倒れている。
「・・・」
まずは冷静にババオの様子を見る。
頭を打っているのか、いないのか。
負傷した箇所はどこなのか。
骨折しているのか、いないのか。
頭は打っていないようだ。意識もはっきりしている。
ババオに痛む箇所を示してもらうと、右足膝上から腰にかけてのようだ。
実際の打撲の場所を見るも、傷やあアザにはなっていない。
とりあえず、すぐにロキソニンの湿布を貼る。
ゆっくり立ち上がることは出来るようだが、かなり痛いらしい。
多分骨折はしていないと思うが、翌日になって腫れてくる場合もあるから油断はならない。
とりあえず今日は安静にして、明日以降にまた様子をみて判断するしかない。
もしかして場合によっては、ババオ、本格介護に突入になるかもしれない。
いつかは来ると思っていた。
来るべき時がきたのか…覚悟はしておかなくては。