昨日はババオの心療内科の診療日だった。
先生の診療は、いつもババオと2人だけで話したり、私が同席してたり、その時で違うのだが、昨日はババオと私同席のパターンだった。
ババオの言動は相変わらずだが、先生は優しくも鋭い目でババオを観察しているように見えた。
そしてババオの言うことは決して否定しない。さすがだ。
どんなことでも、「そうですね。」と耳を傾けてくれる。
私には絶対に出来ない。
すぐに「否定・指摘」してしまう私からすると尊敬以外の言葉が浮かばない。
私は絶対に心療内科の医者にはなれない。
いや、その前に医者には頭が足りないから到底なれっこないのだが…(笑)
ババオは先生に聞いてもらって、満足していた。
「先生が年齢の割にはしっかりしているっていってたよ」と伝えると、さらに嬉しそうにしていた。
今のババオには「褒める」が何よりも効くようだ。
まさに言葉の薬。
私自身がババオを直接褒めるのは心理的にハードルが高い。
イライラが蓄積されているので、実際にババオの顔を見ると褒めるという気持ち迄になれなくなってしまうが、他の第三者が言葉は割と素直に伝えられる。
よって、ババオとの会話は今後「~がこう言ってたよ。」出来るだけこれを使おうと思う。
そしてババオの診療が終わった後、ババオは外の椅子で待っていてもらって私一人だけで先生と話した。
どうしても聞きたいことがあったからだ。
先生、私はノイローゼでしょうか? 私に病名はつきますか?
漢方とか、なにか私にあった薬はありますか?
先生はこう答えてくれた。
まる子さんはですね…「疲れ」です。
ノイローゼではありません。
だから薬を常用するという状態ではないですね。
少しホッとした。
夫やムスメに迷惑かけている申し訳なさ…それが気持ち的に少しだけ軽くなった気がした。
言葉とは不思議なものだ。状態は同じでも、言葉によって、軽くなったり重くなったりする。
そして診療が終わった後、くすりの処方が終わるまでの間、近くの喫茶店でお茶を飲んだ。
ババオと外でお茶を飲むのは2か月ぶりだ。
ババオ、食欲がないといいながら、大きなケーキをペロッと平らげた。
大きなマーブルシフォンケーキとカフェオレ
疲れた時の甘いものは特効薬
次にここでお茶をする時、私は何を思っているのだろうか。
今日もお疲れさまでした。