今日はいい天気…だが、相変わらず疲れている私である。
鏡を見るとヒドイ顔だ。
顔の表面が固まっている。
さらに口角が下がりっぱなしで固定されてしまったようだ。
50過ぎのオバサンの能面顔、きっと周りからしたら声をかけずらい「怖い人」だろう…。
ババオの調子は50%。
昨日は外出していたが、その間はムスメがババオの面倒をみてくれた。
まさにヤングケアラーで申し訳ない。
簡潔に昨日の様子を記す。
ムスメの報告
【良かったこと
・朝ムスメを起こさなかった。
・モアンのおやつを、決まった時間より早めにやるのを 討論の末我慢できた。
➡「討論」というのがミソだ。ムスメは「討論」と一言で済ませたが、さぞババオの厄介な言い分に心身を削られたに違いない。
【悪かったこと】
・「モアンに、11時のおやつをやるのを忘れてしまったから、時間外だけどやっていいか」と言いに来た。しかし、実際は、11時にモアンにおやつをやっていた。
それ以外は、一応落ち着いていたようだ。
私は出来るだけ、距離を置くようにしている。
しかし、朝昼晩のご飯の用意や、薬の管理など、結局在宅介護だと顔を合わせないわけにはいかない。
昨日は夜の時頃にいきなり電話がかかってくる。
電話帳がないの。赤いカバーの大きい電話帳がないんだけど、下にはないかしら?
上にないのよ。どこに行っちゃったのか…
まる子ちゃん、ちょっと上に来てくれないかしら?
一緒に探してほしいんのだけど…。
…お願いします。
下にはないよ。
それに、その電話帳をさがすのは今急ぎ?
今誰かに電話をかけるわけじゃないでしょ。
だから明日にするよ。明日また探すから…
ないと困るから…お願いします。
その電話帳は今、絶対に必要なのか?
答えはNOだ。
結局ババオが、自分が気になるから探したいだけだ。
今じゃなくてもいいのだ。
ここで上にいってしまったら、同じ事の繰り返しだ。
ここは心を鬼にする。
そうしないと、私自身がますます壊れる。
今じゃなきゃいけない訳じゃないから、また明日探す。
今は、私もご飯の片づけ中だし。
ただ、言った後、ものすごく気分が悪い。
なんか、困っている人を助けなかったみたいで、気分が悪い。
でも優しく助けると、要求はもっとエスカレートしていく。
だから気分は悪いが、仕方がない。
先生も「やるべき物事の限度を決めましょう」と言っていた。
でもそれからずっと「赤い電話帳」のことが頭にこびりついている。
精神衛生上、悪いよなぁ~この状態。
赤い電話帳のことは、あとで薬を置きに行った時に聞いてみよう。
そして夜中、翌日の薬を置きに行く。
ババオ…いびきをかいて寝ていた・・・
うーん、なんだか、なんとも…。
でも、まぁ、よかった…と思うことにする。