介護

4/10☀このままじゃ皆総倒れ…

今朝も寝ていたのをババオのノックで起こされる。
ドアに鍵をかけておいたのに、トントンを何度もノックする。
「朝は起こさないで」と、しつこく言っているのに…。

しばらく放っておいたが、あまりに何度もノックが続く。
このままだとムスメも起きてしまう…仕方がなくドアを開ける。

起きなくてよいのかと思って…

「・・・」

顔色悪く、心配症と不安症に突き抜けたババオの顔がそこになる。
正直、朝から顔を見るだけでゲンナリ、頭が痛くなってくる。
本当は、そこでスルーがするのが正解だが無理だ。

もう何を言っても無駄なのに、つい言ってしまう…

あのねぇ、皆、時間の管理は自分でやってるんだから、起こすのは本当にやめて欲しい。
土曜日は、遅くまで寝ていたい時だってあるんだからさぁ…

もう優しく対応、とかそういう限界を超えている。
相手が病人なのはわかっているが、いくら話しても通じない。

やってることは嫌がらせと同じだ。


悪意がなく、本人的には善意であろうと、相手が止めてくれということをやるのは、結果嫌がらせと同じだ。

結局案の定、ムスメも起きてしまう。朝まだ8時前。
ムスメは夜中遅いので、土日位はゆっくり昼過ぎまで寝かせといてやりたいのだが、最近はそれも叶わない。
一日この調子のババオに関わっていたら、ムスメだって夫だって参ってしまう。

対策としては、ドアに鍵をかけるしかないのだが、そうすると最後には電話がかかってくるという構図。

その電話に出ないと、最終的には「何かあったんじゃないかと思って…」と110番しちゃうかもしれない不安。
まだ警察のお世話になったことはないが、なりそうな要素は十分ある。

私があまりにキツく言ったせいか、その後、叔母に電話で泣きついたらしい。
再びドアが開き、やってきた。

叔母ちゃまが、まる子ちゃんに話があるって…

叔母ちゃまは、ババオの妹だ。
叔母は全て解ってくれている。うちの救世主、最期の砦だ。

ババオは毎日叔母ちゃまに電話をしているらしい。
実の妹とは言え、本当に申し訳ない。申し訳なさすぎる…

電話を代わり、叔母と話す。

すると、叔母が「起こしちゃだめって、朝からずっと言って止めてたんだけど…」と。

要は、ババオは今朝7時頃から叔母に何度も電話をかけ、
「起きてこないから、起こしにいっていいかしら…」と相談し、

事情が解っている叔母から
「絶対ダメ。起こしに行っちゃダメ。もうみんないい大人なんだから。
週末は遅くまで寝ていたいこともあるでしょ。」と散々釘をさされていたらしい。

そして電話を切っては、また掛かってきて
「まだ起きないんだけど…」「起こしに行っちゃダメ」の繰り返しだったそうだ。

叔母も毎日電話が掛かってきて、たまらないだろう。
土曜の朝、叔父との食事の時間だったはず、ぶち壊しだ。

はっきり言うが、ババオの言動が周りに迷惑を及ぼしている
いや、はっきり言わなくても迷惑の限度を超えている。

叔母ちゃまは「いいのよ、いいのよ。私が少しでも力になれば…」といってくれるが甘えてはいけない。
何とかしなければ。

しかし、正直、ババオはよくなる気がしない。
ババオがよくなるどころか、周りまで巻き込んで、みんな総倒れ、負のスパイラル一直線だ。

本人は強く拒否をしているが、イチかバチか、もうデイサービスに強制的に連れて行ってもらうしかないか。

早速ケアマネージャーに電話をした。
が、今日は土曜日、お休みだった。そりゃ、ケアマネさんだって休日は当然の権利だ。
来週、早速話をしなければ。
ちょうど月曜日にリハビリの人と一緒にくるから、その時にしっかり話さなければ。

ただ、実は不安がある。
ケアマネさん、穏やかないい人なのだが、のんびりした感じで、私との相性は正直イマイチだ。
ケアマネさんが悪いのではなく、私とはタイプが違い過ぎて波長が噛み合わない感。

さらに同居だと、利用できるサービスも限定されるし、理解されない部分がある。
どこまで事情を理解してくれて、対応してもらえるだろうか。

話すことをしっかりと整理してノートにまとめおくことにする。
負けないぞ。…と何故か急に戦闘モード、そう今の私にとっては闘いだ(笑)

読んで頂きありがとうございます