フレイルのことを調べて、いろいろ考えた。
このままババオのご飯を昼夜私が全部用意していていいのだろうか…と。
朝:ババオが自分で用意(トーストとジャム、チーズ)
昼:私が用意(ババオは見ているだけ)
夜:私が用意(ババオは見ているだけ)
私が食事を用意するのは、ババオにやらせるといい加減な食生活になってしまうから。
カステラだけとか、おせんべでお腹いっぱいになった、とか。まずお米を食べない。
もともとあまり自分で美味しいものを食べようとか、●●が食べたい、とか自分の食事に興味がない。
だから任せておくと、本当に栄養失調になってしまうのだ。
でもごはん準備をやらなくなったババオは、本当に包丁も手際よく使えなくなり、すっかりと退化してしまった。しかし、食べる=生きるだ。やっぱり少しは自分でやった方がよいのではないか、と思った私。
もう一度ババオに提案してみた。
私も、仕事や家事で本当に忙しい。ババオちゃんが私の役に立ちたいって言ってくれるからお願いしたいんだけど、ババオちゃん自身のご飯の準備を、自分でやってもらえると私も結構助かるんだけど…。それにご飯を用意するのは、ババオちゃん自身の為にも、やっぱり大事なことだと思うんだ。
ババオは嬉しくなさそうな顔で聞いていた。
そして「まる子ちゃんが用意してくれるのがとっても嬉しかったけど、でも自分でやってみる。」と言った。
ババオはまだ足腰は動けている。寝たきりでもないし、杖をついているわけでもない。出来るうちは、食事の準備も自分でやってもらおうと思う。そして出来なかったら仕方ない、また考えよう。
とりあえずお昼、ババオは近所のスーパーでお寿司を買ってきた。
しばらくは様子見だけれど、自分で買い物にいったのもよいことだ。
明日もいい日になりますように。