今日はババオの受診日。
よってババオは朝から落ち着かない(笑)
・何を着ていくか。
・何時に出るか。
ババオはそのことで頭がいっぱいで、一階と二階を行ったり来たりしている。
朝、一緒に着ていく服を決め、『1時に家を出る』と紙に書いたが、12時に「そろそろ靴を履いた方がいいかしら…」とやってきた。そして服は、選んだのを全く違う服を着ている(!)さすがに厚手のカーディガンon厚手カーディガンは、かなり妙なので、最初に私と選んだ服を持ってきて玄関先で着替えさせた。
先生の診察は、まずババオを私が2人で入り、その後ババオが1人で、そして私が最後に1人で話をした。
まず2人の時には、主に先日のババオの『せん妄』の状況と『睡眠』に関して細かく聞かれた。
いつもは優しい先生の眼が、その時は医者の眼差し…
・起こった状況、時間、昼間の状況
・見えたもの、怖かったか、その時の気持ち
・聞こえた音
・最近の睡眠の状況、よく眠れるか、等
そして私は退出。
その後、ババオと先生は何を話したかは分らないが、ババオは出てきて嬉しそうに
84歳にしては上出来!しっかりしているって言ってもらえた💛
と、いたく上機嫌。
受診が終わっての薬の待ち時間にはお茶を飲み、大きいケーキも平らげた。
そして驚いたのは帰りである。いつもは体力的にキツいのでタクシーで帰るはずが、今日は『元気だから大丈夫』と、なんと電車で帰ってきた。
先生、ババオに魔法でもかけてくれたのか…。
夜も一度も降りて来ず、そして、さっき様子を見に行ったら今までになく熟睡していた。ホント、魔法がかかったよう…。
実は、今日の最後に私が先生と2人で話した時、先生から特にババオの状況が進んだ、とか問題があるという話は一切無かった。次回の予約の間隔も、薬の処方も今迄通りだった。
先生が言ってたな。
「年齢ですからね。いろんなことを、あまり大事にとらないほうがいいですね。」
もしかして、私がババオを「おかしい」と決めつけていた部分が、ババオをおかしくしていたのではないか…と今夜は自分一人で反省会をしている。
明日もいい日になりますように。