昨日は私が終日用事があり、午前中から夕方まででかけることに。
家には大学生もいるのだから、ババオに留守番を頼む必要はないのだが、本人は留守番が生き甲斐なので、とりあえず「留守番よろしくお願いね」と言って出かけることにした。
そして出がけに、
戻りは夕方になるけれど、お昼ご飯はちゃんと食べてね。
そう伝えたが、多分ババオは昼ご飯を食べないだろう。
そう、ババオの中での優先順位は決まっているからだ。
留守番で階下にいること >>> 自分の昼ご飯
「留守番をしなければ」という責任感で、お昼を食べる気がなくなってしまうババオ。本来は大学生がいるのだから、留守番などする必要はない。私的には、大学生の子供に一人でいさせてやる時間の方が大切だ。だから正直にいえば、留守番を頼みたくないのだが、本人がそれを生き甲斐にしているのだから仕方ない。それを断ると、「自分の存在価値が~」と言い出し、100倍も面倒なことになるから仕方ないと諦めた。
そして、
帰ってきて、ノートを見たら、やはり20日のページは真っ白だった。
(ノートには、ババオ自身が、その日食べたもの、あったこと等に記している。いや記させている。これもボケ防止のためだ)
ここで、ちゃんとお昼ご飯食べなくちゃ、というとババオの返事は決まっている。
今日は特別な日だと思って…
ババオにとっては、毎日がスペシャルデーである。
そう、いつもそうなのだ。
前はそれでも解ってほしいと思って、「ご飯だけはしっかり食べないと体が弱くなっちゃうから、しっかり食べて。」と言い聞かせたりしたけれど、結局効果はなかった。ないどころか、私は疲れるし、イライラしちゃうだけだった。
最近は疲れちゃったから、ババオが選ぶべきことは、もう本人が選べばいいと思っている。申し訳ないけれど、食べれるのに食べないのは、本人の意思だし、もう私にはどうしようもない。
朝と夜は食べてるから、まぁいいか…
介護で完璧を目指しちゃ、やっぱりダメだ。6割、6割…。