介護

12/29🌑真夜中にせん妄

真夜中の1時過ぎ・・・リビングのドアがそ~っと開く。そしてドアの向こうには青白くげっそりとした母の顔😨・・・生気のない顔で立っている(怖)・・・事情を知らない人が見たら、ホラーだ。確実にホラーだ。
しかし、私にとってはもう慣れた状況・・・

またせん妄だ・・・

私「どうしたの?」
「お兄ちゃんが、お兄ちゃんが、寒いかと思って・・・」
私「お兄ちゃん? どこにお兄ちゃんがいるの?」(➡兄は住んでいない)
「・・・」
私「こんな夜中に階段降りたら危ないっていってるでしょ。とにかく二階の寝室に行こう…」と母を連れ部屋へ戻る。半分寝ぼけたような、夢の中にいるような状態の母。いつものことだ。そして階段を半分上がったあたりで正気に戻るのだ。…母のせん妄は一年前の入院から始まった。医師の先生曰く、夢と現実の間らしいが、いつも深夜に起きるから私的にはたまらない。

時間も長く引っ張るから、母の話に付き合っていると確実に2時になってしまう。さぁ大変だ…早く適当に切り上げなくちゃっとかなりいい加減に対応して下に戻ろうとする私。しかし私のそういう態度に「悲しい~」とさめざめ涙声の母。マズイ、これでは2時どころか3時になってしまう。さらに焦る私。早く事態を収めなくては・・・(汗)

はいはい、とりあえずもう大丈夫、何も心配ないから大丈夫。みんな暖かくしてるから大丈夫。とにかく夜中の階段は危ないから、下には降りてこないでね、と。無理やり寝かしつけるようにして事を収める。我ながらかなりいい加減だが、母よ、許せ。

明日起きたら、母はこのことを覚えているだろうか・・・いっそ、もう本当に夢だったとこにしちゃおうかな。 とにかく・・・おやすみなさい。

明日はいい日でありますように。

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