母親と娘の関係は本当に複雑だ。
50までは周りもうらやむ仲の良さだったが、まさか50を過ぎて、母とこんな関係になるとは思ってもみなかった。 最後まで親孝行な娘でいれなくてごめんなさい、という苦しい気持ちが湧いてくる。しかし、今まで母に合わせてきた人生、50を過ぎて人生初めて迎える反抗期なのかもしれない。
・・・という訳で、今日も帰宅後に娘と叔母を巻き込んで一悶着。母のうつの原因は『娘(私)の笑顔ノイローゼ』・・・つまり、私が笑顔じゃないと鬱になってしまう、という娘にとっては地獄のような要求だ。しかーし、笑顔を常に求められても無理というもの、わたしゃ菩薩じゃないんだが。
おまけに、普通にしていても「何か怒ってる?」と言われる顔のつくり。
笑顔のハードルは人の2倍高いのだ。娘に「どしたらいいかねぇ~💦」と相談したら、「眉毛を《笑い顔眉》にカットしてみたら」、とアドバイスを受けた。「なるほど~!」と思ったが、自分でやったら《福笑い》なること確実だ。コロナが落ち着いたら眉毛カットに行くことにしよう。
さて、今日の母は、疲れ顔の私に笑顔を求めるべく、10分おきに電話はかかってくるわ、支離滅裂なことを言い始めるわ、被害妄想もひどいわで改めて『普通じゃない』ということを痛感した。やはり母は病気だ。昨日のことも全て忘れてるし、今日は短期記憶障害もひどい。まともだと思っちゃいけないのだ。
もう一つわかったのは、今更だが私は女優になれないということだ。(笑)
叔母には「あなたが笑っていれば全て丸く収まるのだから、なんとか女優になって頑張って!」と励まされたが、全く才能が無い事もよく分かった。
・・・いや、今から練習すれば、60過ぎには老婆の端役位は出来るようになるだろうか。運良くて、きっと「鬼老婆」のエキストラだろう・・・
明日はいい日でありますように。