今日は母の心療内科の受診日。しかしコロナ感染拡大中の為、大事をとって『電話診療』にしてもらう。初めての電話診療だ。こちらはしくみがわからないが、受付の方が親切に説明してくれる。
①診療時間になったら、受付に電話をすること先生につないでくれる。
②薬はいつもの薬局を指定、着払いで送ってくれる。
③診療代+諸雑費(郵送代含む)は請求書が送付される。
今朝の母は、まぁ普通の状態。だが、良いor悪いの二択だったら『悪い』方だ。ただ診療の時は悪い方がいいだろう。おまけに顔が見えず、声だけだったら尚更のように思う。
既に母は朝散歩は終えお茶を飲み、あとは診察時間を待つばかり・・・。
さて診療時間の10分前。2人で電話機の前に座ってこちらから電話を入れようと思ったら、電話が…。病院の受付からで、この後、先生が直接電話をかけて下さるとのこと。有難い。
そしてその電話をきって、1分ほど、すぐに電話が鳴る。すると・・・
まる子ちゃん、最初は出て・・・。
いや、自分でちゃんと出なくちゃ。
何でも私に頼ろうとするのは本当に母の悪い癖だ。『別にオレオレ詐欺からの電話じゃないんだからさぁ~、お医者さんからの電話だってわかってるんだからさぁ~(呆)』と心で呟く。
もしもし。あらまぁ~、●●先生、お久しぶりですぅ~
オイオイ、『あらまぁ~』じゃないだろう。かかってくるのがわかってるんだから、しっかり頼むよ・・・とこれまた心で呟く。
そして、母が先生に話した内容は
①夜眠れない。眠れないから、いろいろ考えて落ち込んでしまう。
②体が動かず、やりたいことを思うように出来なくて落ち込んでしまう。
要約すると、この2点である。
先生からは「無理しないように」と、励ましの言葉をかけてもらい、それで嬉しくなった母。話は5分ほどで終わった。
いや、5分も話せば充分だろうと私は思うが、母自身はもっと話したかったようで少し不服そうだ。最後に次回の診察日時の約束をしていた。日にちは母が繰り返したので、私も聞き取れた。だが、母は時間を口にしなかった。
・・・時間は?
ねぇねぇ、次回診療日の時間は?
・・・覚えてないわ・・・
えっ、!聞いたのは今でしょ?!、今!
老人の話を聞くお医者様も、本当に大変である・・・。