先週ババオが110番通報をしてしまったので、今月下旬の心療内科の受診日を急遽繰り上げて診てもらうことにした。
私も限界で、ババオを2人で向き合っていても、もういいことなど何もない。
ドツボにハマって負のスパイラル一直線を超特急で進行中、頼るはお医者様様だ。
ババオの診療の前に、先生にはあらかじめ110番通報した話は耳にいれておく。
そして…
ババオさん、どうぞお入りください。
娘さんも一緒にどうぞ。
普段先生の診療は、ババオだけのこともあれば、ババオ一人で診察の後に私が入って話す、などその時によっていろいろだ。今回は、ババオと私と一緒にはいる。
向かい合うと、先生の表情は穏やかだが目はいつになく真剣だ。
先日、いろいろあったみたいですね。いかがですか?
という会話から私が事情を全部説明する。
ババオは情けない顔をしながら、小さい体をさらに小さくして座っている。
人前で自分の失態を語られるのは辛いだろう。だが、私にはもうそれを思いやる余裕はない。
洗いざらい、日頃の様子を全部報告し、ババオにも気持ちを先生に伝えるよう促す。
ババオは私には直接『まる子ちゃんはキツ過ぎる』とか『言い方がキツイから本当に辛い』というくせに、周りには『いいムスメでよくやってくれています』と綺麗事をいう。そんなこと言わずに『きつい』と私の悪口や愚痴を言えばいいのに、とずっと伝えてきた。でも先生にもケアマネにもいつも「娘は本当よくやってくれるんです」というのだ。他人の悪口はいうのに、娘の
悪口は絶対に言わないのだ。
私的には「自分の分身である娘を悪くいうのは自分が傷つく」だからと推測する。
話が逸れたが、故にハッキリと先生の前で私から「私の言い方がキツすぎるのが辛いんだよね。」と伝える。
するとババオは初めて、
きついんです…
と一言いった。
すると、先生は『いつも繕っちゃいますからね。』と、お見通しだ。
今回は薬のことも話した。もし不安を取り除くいい薬があるなら試してみたいと私の希望を伝えた。
ババオ本人は薬嫌いだから、新しい薬には後ろ向きで、今の漢方で十分だという。
また入院中の投薬でせん妄やら錯乱やらいろいろあったことも事実。あとは先生を信頼してお任せするしかない。
そして今回の診療の結論としては
①薬は、不安を感じた時に飲む薬を処方。
②今後あまりにも不安が酷い時には、入院という選択肢を提案。
とりあえず次回まで様子を見る事となった。
ババオは、先生から「私を頼って入院してもらってもいいんですよ。」と言ってもらえて、すっかり安心したようだ。
先生をおすがりして参ります…
と、すっかり先生依存に。
私も本当にホッとした。いざ、という時に、先生のところに入院させてもらえるのは、ありがたいことだ。
来週は初の場所でのショートステイ…。
さぁどうなるかな。またしばらくバタバタした日が続きそうだ。
続く…